発毛剤と育毛剤って同じようなものでしょ?何となく似てるような気がするし。同時に使ったら効果があるかな?結局どっちを選べばいいのよ?教えて!
こんな悩みを解決いたします。
この記事でわかること
・発毛剤と育毛剤の違い
・発毛剤と育毛剤、同時に使用は原則NG
・副作用も違う
結論
発毛剤と育毛剤は「用途、目的が違う」
発毛剤は「髪を生やすのが目的の薬」
育毛剤は「今ある髪の毛を成長、大事にしていく薬」
発毛剤と育毛剤は、同時併用はNG!
理由として、お互いの成分が違うため、同時使用などした場合、目的としていた
効果がみられず、しかも副作用が強めに出てしまう可能性があります。
発毛剤と育毛剤の違い
発毛剤と育毛剤は、何となく同じ薬に思えますが、実は結構「違うんです」
髪の毛に作用することは同じと言えますが、
発毛剤は「髪を生やすこと」を目的に使用し、
育毛剤は「髪を育てること」を目的に使用します。
少しだけ掘り下げて違いを抜粋しました。
発毛剤
- 第一類医薬品
- 医薬品のため、原則医師の処方がないと購入できない(薬局では薬剤師さんが居れば購入できます)
- まさしく発毛効果が期待できる
- 副作用が育毛剤よりリスキー
発毛剤の主成分
ミノキシジル
もともと高血圧の治療目的で使用されていた事がありました。血管拡張剤として開発された成分です。
日本では、1%と5%の二つの濃度で販売されています。
1%配合 主に女性用と男性で身体に負担を掛けたくない方が使用されます
5%配合 発毛効果が高い反面、副作用が出やすい
ミノキパワーで、発毛効果が実感できます。ううたんも使用中
育毛剤
- ほぼ医薬部外品
- 発毛効果があるとはいえない
- 手に入れやすい 医師や薬剤師が居なくても購入可能
- 副作用が発毛剤よりリスクが少ない
☆育毛剤の主成分
グリチルリチン酸ジカリウム
植物由来の成分で長期的に使用しても副作用が無く、抗炎症や抗アレルギー、殺菌の作用
塩酸ジフェンヒドラミン
毛包細胞への作用
センブリエキス
主に血行の促進、
細胞分裂の活性化
実際の効果の違い
発毛剤
何よりも、髪の毛を発毛させることができる。
毛包に作用するので、髪の毛が生えない環境下でも、発毛できる可能性が高いです。
薄毛が進行している場合は、発毛剤をおすすめします。
育毛剤
目的は、今ある髪の毛を「育てる」ことを目的に使用します。
つまり「育毛」ということです。
育毛剤は、髪に栄養を与え髪のコシを強くし、抜けにくい髪に成長させていきます。
髪の成長を助ける役割が、育毛剤というわけです。
髪の毛は、頭皮の状態と密接な関係があります。
頭皮が汚れていたり、荒れているとせっかくの育毛剤も100%の力が発揮できません。
頭皮ケアをして育毛剤のパフォーマンスを引き出しましょう
薄毛のになる原因の一つで、頭皮の血行の悪さがあげられます。
頭皮の血行が良いか悪いかの判断は、頭の固さでわかります。両手の指のお腹で、
左右の耳の上あたりから、頭頂部に向かって頭皮を動かしてください。
どうでしたか?うまく頭皮が動きましたか?
この時、頭皮が固くてあまり動かないようであれば、要注意です。
血行が悪い証拠です。
しっかり頭皮が動いたあなたは、大丈夫です!
育毛剤を使用して、この頭皮マッサージをしてあげることで、血行が良い状態で
育毛剤を使用できます。
これは、発毛剤を使用する際も、有効なので、是非実践してみてください。
発毛剤と育毛剤の併用はできるか?
結論からいうと、併用は「やめた方が良いと思います」というかダメです。
同時に使用すると、薬品の成分が変化したり、副作用が強く出たり出やすかったり
してしまうためです。
気持ちはわかりますが、片方のどちらかで様子を見ましょう!
発毛剤と育毛剤の副作用
薬は基本副作用という、リスクを持っています。
この発毛剤や育毛剤も例外ではありません。
この章では、両方のリスクを勉強しましょう。
発毛剤の副作用
発毛剤は、育毛剤と比べてとても発毛効果が高いお薬です。
その代わりのリスクが伴います。
発毛剤は身体全身に発毛成分が行きわたるので、軽い症状だと「頭痛」「めまい」が出る場合があります。
ミノキシジルは、血圧が下がったりしますが、心臓の働きに影響が出る場合もあります。とはいえ、絶対に影響がでるものではありません。
ですが、気をつけるに越したことはありません。
男性の場合、生殖機能低下というリスクもあります。
副作用が出る事は確率的には低いのですが、可能性は排除できないらしいので、しっかりとした判断が必要なところでしょう。
クリニックへ行って相談することもおすすめします。
育毛剤の副作用
植物由来の成分を配合しているため、肌が弱い方にも最適です。
頻繁に起こる頭皮のかゆみ、ふけ、かぶれなどが起こる可能性があります。
発毛剤に比べると、やや副作用は少ないでしょう。
どちらも副作用があることがわかりました。ただ、発毛剤の方が多少リスクとしては高い気がします。適切な育毛剤をしようしましょう。
女性の発毛剤と育毛剤
女性が男性用の発毛剤や育毛剤を使用するのはNGです。
女性は男性と同じタイプの、発毛剤や育毛剤が使用できないこともあります。
ちなみに、女性はミノキシジルの濃度が1パーセンまでしかチョイスできません。
育毛剤は「女性用」などの記載があるタイプから購入しましょう。
今回のまとめ
発毛剤と育毛剤は同じようで、違うもの。
こんな方に発毛剤使用をおすすめ
髪が細くなり、頭皮も透けてみえてしまっている方 髪が脱毛してしまっている方
日本で唯一発毛と効果が認められている。
こんな方に育毛剤をおすすめ
抜け毛の量が気になる方 髪にコシが無くなってきて髪をしっかりさせたい方
発毛剤と育毛剤って、同じようで結構違ってましたね!
それぞれの役割と違い、長所、短所を理解して、ご自身に合った商品を選んで正しく使用しましょう!
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